ランドセルは軍事的な役割から生まれた
日本のランドセルは、戦争をきっかけに開発された道具ものだというのを知っていますか。
幕末から明治にかけてオランダから取り入れた背嚢(ランセル)が軍事用のバッグとして改良されたのが始まりです。
その後子供が学校に通う際のバッグとして採用され、現在までその文化が継承されています。
戦争というのは度々多くの人命を奪う、残虐な出来事であると承知しています。
戦争は人類にとってマイナスだけだと思いきや、意外な道具が戦争で生まれたりもしています。
電子レンジは、いまや各家庭に置かれていて、料理を温めたり調理する道具として使われます。
電気使用量が多いということはありますが、それでも毎日使っている人は多いのではないかと思います。
この電子レンジも、戦争によって生まれた道具だというのはご存知でしたか。
戦争に使うレーダーはマイクロ波を用いることで、制度を高めることができるために、第二次大戦の以前から研究が進んできました。
1945年に軍事兵器を開発していたアメリカの会社によって、マイクロ波が物体を加熱する事実が分かり、それを元に戦後に作られたのが電子レンジでした。
コンピュータもミサイルの性能を高めるために開発された道具です。
現在人間はコンピュータが無ければ仕事もできないというほど、コンピュータに頼りきっています。
こうした道具が戦争によって生まれ、現在は不可欠な道具となっているのも事実なのです。
戦争を批判している人は、軍国主義の象徴的なものは使うななどと言っているのを耳にします。
韓国人はランドセルは日本の軍国主義の象徴だから排除しろと言っていましたが、韓国人が電子レンジやコンピュータを、生活から排除できるかどうかは定かでありません。
今はランドセルも多様になり、様々な色や手作りのランドセルなども人気のようです。
戦争とは関係のないものとして発展していってほしいです。