いまトレンドは洋菓子と和菓子の融合

和菓子というと、あんこを使ったどらやきや羊羹、あんみつや最中、お団子やおはぎなど、いかにも和菓子と言ったものを思い浮かべる方も多いかも知れません。
手土産としても比較的ご年配の方は緑茶と合うような和菓子は人気が有りますし、デパ地下に行ってもたくさんのお菓子が並んでいます。

しかし、若い方の間でも和菓子は最近注目されています。それが洋菓子と和菓子の融合された洋和菓子、つまり和スイーツなるものです。

コンビニエンスストアに行くと、今こういった和スイーツの新商品が次々に出ていて、若い方も中心に人気が有ります。
洋菓子はコーヒーや紅茶との相性が良いですが、和スイーツはコーヒー紅茶でも緑茶でも合いますし、お洒落でありつつほっこり感もある独特な日本のスイーツと言った感じでお勧めです。

和菓子の代名詞といえばあんこやおもち、どら焼きなどが思い浮かべられると思いますが、洋菓子で使われる材料の一つがクリームです。
このクリームと和的なものを合わせるだけで和スイーツになります。
たとえばどら焼きの皮に生クリームや抹茶クリームを挟んだものは和菓子とは違いますし、これが和スイーツなのです。
また生クリームではなくアイスを挟んだり、あんことアイス、あんこと生クリームなど、さらに組み合わせている物も人気です。

ベースが和菓子になっているものと、洋菓子になっている物があります。どら焼きの中身が洋風の材料ですとベースは和菓子です。
ドーナツの中にみたらしあんが入っていたり抹茶味や小豆が入っていれば、洋菓子ベースという事になります。クレープの中に和系の物が入っているのも和スイーツという事ですね。

このように和スイーツといっても、和菓子ベースなのか洋菓子ベースなのかでイメージは少し変わってきます。
おしゃれ感があるのは洋菓子ベースで和の材料が入っているものという印象も有るかもしれません。
紅茶も珈琲も、そして緑茶もアリですし色々なシーンでいただくことができます。最近では有名店でもこのようにアレンジをして和スイーツを作っていて、口コミでも人気でお取り寄せをしたり行列が出来ているお店も多くあります。

老舗と言われているような奈良の和菓子店は歴史も古いですし、日本伝統の味を受け継いでいるお店も有りますが、そんなお店でさえ和スイーツを作っていますから今後のスイーツ業界にも期待が寄せられています。
ほっこりしたり、ブレイクタイムしたり、甘い物はやっぱり癒されるものです。