grapefruitfloridaの日記

なんとな~く、日記を書いてます。

部分入れ歯の使用感について

入れ歯というと、どうしても年配の方が使うイメージがありますよね。でも私は結構若いころから入れ歯に縁がありました。一般的に「入れ歯」って言いますけど、歯医者さんや歯科技工士さんは「義歯」って言っていますね。とすると、広い意味では例の付けたり外したりできる歯のほかにも「ブリッジ」や「インプラント」や主に芸能人が笑った時に見せる、あの不自然に白くて歯並びの良いのも「義歯」と言えるのかもしれません。でもやっぱり「入れ歯」と言ってイメージできるのは、取り外しできるアレのことだと思います。

分類ついでに入れ歯の種類についてもうちょっと突っ込むと、「総入れ歯」と「部分入れ歯」というのがあります。総入れ歯というのはまさに、おじいちゃん・おばあちゃんが時々口から出す、体の一部のようなものですね。私は子供のころ、小学校の担任のおじいちゃん先生がそれを口から出すのを目撃してしまい、ショックを受けたのを覚えています。

昔の人はあまり歯を大切にしないので虫歯が多くまた、昔の歯科医というのもやたらと歯を抜いてしまったので、歯を失う率も高かったのかもしれません。

申し遅れましたが、私のは部分入れ歯です。下の歯の奥から2番目の歯が1本だけないのです。
子供のころ虫歯を治療して、いわゆる詰め物をしていましたが、よくある話で、ガムを噛んだ際にその詰め物が取れてしましました。すぐに歯科医に行けばよかったものを放っておいたものですから、歯根のほうまでたぶん虫歯菌が侵入していまい、取り返しのつかないことになって抜かれてしまったのです。

欠損した歯の治療法としては、先の「ブリッジ」による方法もあったのですが、「仮に」ということで部分入れ歯を作ることになったのです。まだそれほどの年配でもなかったので「入れ歯」というのは抵抗がなかったわけでもありません。でも。仮にということで・・・

最初にこの部分入れ歯を装着したときの事は良く覚えています。予約した日の朝、歯科医で入れ歯を入れてもらい、その日は会社に出勤したのですが、口の中の奥に入っているその「異物」の為に一日中、吐き気をこらえていました。慣れないので食事も大変でした。たった一本の歯でこれですから、総入れ歯やそれに近い入れ歯を最初に使った人はさぞ苦労したのではないかと思います。

今は、お金をかけさえすればかなり良い治療ができると聞いています。仮に入れたこの入れ歯ももうそろそろ本格的に治療しようかと思ってお金を貯めています。