grapefruitfloridaの日記

なんとな~く、日記を書いてます。

あまり目にする機会のない防水工事、どんなことをやっているの?

いきなりですが、防水工事とは主にどのようなことをやっているか分からない方は多いと思います。
私も就職して働き始めるまでは、マンホールの下にもぐる仕事かなくらいに無知な状態で働き始めました。
そこで普段どのような作業をしているか見かけることが少ない職業なので解説していこうと思います。
まず「防水工事」とはなんのためにするのか、文字を見てなんとなく分かりそうですが、簡単に言うと建物を雨から守ると言うのが分かりやすい思います。
なので作業場所は雨から建物を守るため、建物の屋上で作業を行うことが多いので普段目にすることが少ないと思います。
防水工事の完成したところを見たいと思う方は、場所にもよりますがベランダやマンションの廊下などの雨水が通る場所をそ見ていただくと分かるかもしれません。
そして防水業者は具体的になにをやっているのか、皆さんが見ることの少ない屋上での作業を解説していきたいと思います。
まずマンションや学校などは屋根は三角ではなく平らなことが多いと思います。そこに水たまりができ雨漏りがすることがあります。
その水たまりから建物を守る方法がいくつかあるのですが、1つ目はウレタン防水と呼ばれる乾いて固まると水をはじく素材の材料を屋上全体に塗るという方法があります。

メリットとしては防水性が高く機能的にも長持ちで個人的にこの作業は得意で好きなほうでした。ですがデメリットは人間の手塗のため広い屋上では時間がかかってしまい、さら材料もかなりの量を使うためお金がかかってしまいます。
そこで2つ目がシート防水です。
シート防水とはロール状に巻かれたシートを屋上に敷いていくことで水をはじくようにしていく工事です。
長方形のシートを隙間なく何枚も使い敷き詰め、シートとシートの重なり、ジョイントと呼ばれているところを防水ウレタンなどで埋めていき雨水から建物を守る方法があります。

メリットとしては使用するシートの種類にもよりますが、工事期間が短く、比較的安価であることです。
つぎにデメリットは耐久性が弱く、5~10年で張り替えが必要になってくる場合があるということです。
個人的にこの作業が一番好きではない作業でした。とにかくシート1本の重量が重く50kgほどのシートもありますそして少量の場合は、屋上に手上げすることがあるためとても大変です。

と私が屋上で主にやっている防水工事はこんな感じですが、防水工事にはまだまだ種類が多く覚えることの多い業種です。
そして防水工事は、建物を雨から守る以外にも地下に水をためる施設などを工事することもあり色々な場所で防水工事は行われています。
防水工事とは、どのようなものか少しは分かっていただけたと思います。見ていただきありがとうございました。