ネットの評価って一体何なのか

最近は何かあるとネットでいいとか悪いとか書き込まれます。
例をあげると、疲労で倒れて休業している小林麻耶さん。

今まではぶりっ子性格だの、非常識だのと叩かれ続けてきました。
今回、体調を崩し入院、妹の麻央さんの看病なども原因ではないかと言われています。
これに対し彼女に対する評価は真逆になり、今は激励の声が相次いでいるそうです。
さらに、アンタッチャブルの柴田はよくぞそこまま評価が変わったものだと思います。彼は５年前に浮気相手の女性とトラブルを起こして警察からの事情聴取を受け、１年間の活動休止に追い込まれており、復帰後も相方のザキヤマさんとの仕事もありません。

今回元妻とファンキー加藤の不倫騒動に対し紳士的な対応を貫いていることから神対応だと称賛されているのです。
何が転機になるのか分からないもので、コンビの再活動までささやかれています。
しかし、ネットにこういうことを書き込みする人間ってすごく薄っぺらいと思いませんか？
そして、それがすぐに拡散していく。
今やネットなしでは生活できなくなっていますが、こんなネット社会には少しうんざりしています。
先日テレビ番組で「匿名は人を悪魔にする」と言っていました。
まさにその通りです。匿名であることをいいことに言いたい放題です。
匿名であれば、自分の言ったことに責任を持つ必要もないのです。

テレビが間違っていてネットの情報が正しいと考える人も増えてきました。
以前知り合いが有り得ないようなことを言うので「その情報どこから？」と聞くと「ネットで読んだ」と言います。
ネット情報ほど怪しいものはないと思うのですが、知り合いはネットが一番正しいことが書かれていると思っているようです。
「自分はネットから正しい情報を仕入れているけど、ネットを使えない高齢者はかわいそうだ、うそばかりのテレビの情報を信じてる」とまで言います。

今まで黒と言っていたものが簡単に白になってしまうネット情報ほど怪しいものはないと思うのですが・・・。
それでも、ネットへの依存があり、何でもネットで調べてしまいます。
怪しい情報と言いながら、ネットはやはり便利なのです。